療養に必要な心得は次の通りです。是非とも実行して下さい。
実行なさらない場合には退院をお願いすることがあります。

1. 診療、看護については医師、看護師の指示に従って下さい。
2. 病棟内は大声で騒ぐことを控えて下さい。
3. みだりに他病室、看護師詰所、配膳室等に出入しないで下さい。
4. 病室内は常に清潔に保ち必要以外のものは置かないで下さい。
5. 貸与品は、交換したり院外に持ち出したりしないで下さい。
   (破損・紛失の場合は実費をいただきます。）
6. 消灯時間は午後9時ですからその後の点灯はご遠慮下さい。
7. 医師、看護師の許可のない食事及び服薬はしないで下さい。
8. 外出・外泊は医師の指示に従って下さい。
   尚、その都度看護師詰所にお申し出下さい。
9. 院内での医療類似行為は一切ご遠慮下さい。
10. 院内での理髪は病院指定の理髪師以外は呼ばないで下さい。
11. 新聞購読希望者はお申し出下さい。
12. 自家用車等は持ち込まないで下さい。
    （病院駐車場は、外来患者のみ利用許可しています。）

退院のときの手続きは看護師がお世話致します。

入院治療をうけられると次の様な利点があります。

1. 近代的な医療設備の整った環境で心身の安静を保つことは、療養の経過によい影響を及ぼし、治療期間を短縮します。
2. 高度の医学的な検査によって、病気の状態を科学的に系統的に把握する為には入院が必要です。
3. 栄養士がいて食養上の完璧を期して、実地指導を致しますから、自宅での療養を引き続きしなければならぬ時にも勉強になります。
4. 生活習慣病（高血圧、心臓病、糖尿病、特に胃癌）等は早期に発見し、早期に治療することが絶対に必要ですが、入院された方には。ドック式にその方面の検査をうけることが出来ます。

• 一般内科
  
• 消化器内科
  
• 内視鏡内科
  
• 呼吸器内科
  
• 循環器内科

1. 次の証書類のうちいずれかをお持ちの方は、お出し下さい。
   （イ）共済組合員証
   （ロ）健康保険証（船員保険証、日雇健康保険受給資格者票）
   （ハ）国民健康保険証
   （二）後期高齢者医療被保険者証
   （ホ）原爆手帳
   （へ）業務上の疾病による場合は、事業主の証明書

1. 入院治療費は健康保険の点数によって計算請求します。
2. 入院治療費はその月の10日、20日、末日の3回に区切って請求しますからその都度お支払い下さい。
3. 退院の際は当日迄の分を退院時にお支払い下さい。

1. 食事は病院で給食します。従って病室への飲食物の持ち込みや自炊は固くお断りします。
   （但し医師の許可する場合はこの限りではありません。）

完全寝具の指定になっていますので、ご入院の方は寝具のご持参の必要はありません。

1. 携帯品は次の様な必要最小限度に止めて下さい。
   印鑑・洗面具・タオル・ハシ・湯呑・ティッシュ・ねまき・肌着・スリッパ・ゴミ箱・薬など。
2. 寝具類は当院に準備してありますから不要です。

1. 病棟内での大きい私物品の洗濯はご遠慮下さい。
2. 私物品を洗濯された時は所定の干し場に干し、室内や廊下又は窓の外側等に干す事は固くお断りします。

1. 患者の付添はご家族、派出看護師等総て原則としてお断りします。
2. 病状その他の関係で必要とするときは医師の指示によって病棟看護師長が連絡します。

1. 面会時間ー午前10:00〜11:30　午後1:00〜8:00
   食事時間中の面会はなるべくご遠慮下さい。
2. やむを得ない事情で面会時間外に面会を希望される場合は、受付または当直者にお申し出下さい。
3. 面会の場合ーその都度、看護師詰所に申し出て看護師の指示をうけて下さい。
4. 原則としてー面会の時間を30分以内とします。
5. 面会の方はー次の事項をおまもり下さい。
   （イ）飲料物の見舞品はなるべくご遠慮下さい。
   （ロ）10才以下のお子様はなるべくお連れにならないで下さい。
   （ハ）一時に多人数の面会はご遠慮下さい。
   （二）他の患者さんの迷惑にならないよう静かにして下さい。
   （ホ）必要以外の箇所に立ち入らないで下さい。
   （へ）その他医師、看護師及び関係者の指示に従って下さい。
6. 患者さん又は同室者の病状により面会おことわりすることがありますからご了承下さい。
   

個室・2人部屋利用については特別療養環境室として、使用料を自己負担で徴収させていただきます。